『あな』 福音館書店 1983 があります。
男の子が 穴を掘って また埋め戻すまでの とっても味のある絵本です
・・子どものとき 強盗が銀行の地下の金庫までずっと穴を掘っていって
あと少しの時にばれてしまう話があって
僕も 穴を掘ってみたい！ と思いました
あいにく 近くに銀行はなかったので、
学校まで まっすぐ行ける地下道を掘ることにしました
だって、寝坊した時 ショートカットすれば 半分の時間で学校に行けるはず・・
同じアパートの子たちもまきこんで 穴を掘って・・
横穴を1メートルくらい 掘ったか掘らないかのうちに
大人に見つかって 埋められてしまいました・・
アパートの共有の通路に 掘っていたのですから
おこられて当然なのですけど
穴を掘りたい！と思っても 好きに掘れる場所は そうないですよね
でも、畑では
掘る気になれば 一日中 掘っていても 誰からも怒られません・・
今日は お昼に畑に行ったのですが
とても暖かかったので ごぼうを掘ってしまうことにしました
赤土の中に入りこんでいる
根っこは 途中で二股、三股になっていて
いっぱいボキボキと折ってしまいましたが
とりあえず これだけ 収穫できました
ふと 見ると
おとなりの畑のSさんも 今日は ずっと穴を掘っています・・
反対側のOさんは お昼からずっと 体が半分埋まるくらい 穴を掘っていました・・
今日はきっと みんなとっても穴を掘りたかったんですね
あなの絵本で 思い出しましたが
今日も 畑を モンシロチョウが飛んでいました・・
