ポロネギ、リーキについて

今週のスープは、「じゃがいもとポロネギのスープ」でした。

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「ポロネギってなんですか?」と聞かれたので

「リーキという西洋ネギで、形は下仁田ネギみたいなかんじです」と答えたのですが、

うまく説明できませんでした。

 

 

なので、今日は「ポロネギ」の話です。

 

この西洋ネギは 野菜の種売り場では 「リーキ」という名前で売っています。

英語の綴りはLEEK、発音も「リーク」ですから、

どこかで「ク」が「キ」に変わったのですが、その詳細は謎です。

 

日本に入ってきたのは明治のころといいますから、

たぶん明治のアバウトでおおらかな人たちが

「ク」を「キ」に変えてしまったのではないでしょうか・・

 

 

ちなみにフランスでは「ポアロ」と呼ばれています。

若いものは「ポアロジェンヌ」だそうです。

この辺から 料理人たちの間で「ポロネギ」と呼ばれるようになったみたいです。

 

 

日本でも最近 いろいろなリーキの種が 売られていて

畑でも 毎年違う品種を 試しに育てています

 

 去年 買ったものは デルフトという品種です

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なかなか太く育ちましたが、白い部分はいままでで一番短いです。

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日本のネギと一番違うのは、葉が扁平で 丸くないところです。

しかも 固くて食べられない・・

 

葉の向きは 拡がらずに一定方向に向かうので  (これは去年12月3日の写真です)

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植え付けの時に気をつけること、と 育て方の本には書いてあります。

 

 

 

 

で、これを書いていて 先ほど気づいてしまいました

 

今年はリーキの種をまいていません!

というか、種自体を買っていません・・

 

どうしよう・・

 

今から買ってまいても 間に合うのかなあ

 

うーん

 

まあ、なくてもそんなに困らないから忘れてしまったんですね・・ きっと

 

なので、なくてもそんなに困らないはず・・ たぶん

 

 

・・というわけで

今年のリーキは 今 畑にあるものから7月くらいに出てくる新芽と

秋にまく種からの苗を育てていくことになります。

自家採種の種が採れれば それで済むので 

とりあえず種の購入は夏まで見送りですね