はらぺこあおむし

はらぺこあおむし』という 有名な絵本があります

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エリック・カール作 もりひさし訳 偕成社 1976

 

はらぺこな あおむしくんが

いろいろおいしいものを順番に食べていき

食べたところに穴が空いている

という仕掛け絵本

 

月曜日 リンゴを一つ食べました

火曜日 なしを二つ食べました・・

 

と、だんだん数が増えていきます

 

むかしは

小さな穴があいている

りんごやナシを見るたびに

ちゃんと全部食べんかい!

と、つっこんでいたのですが

 

畑を始めてみると

 

全部食べないほうが 自然なんですね

 

 

たとえばこれ。

 

水曜日 ミニトマトを3個食べました・・ と書いても

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全然違和感がありません

 

 

トマトを食べている幼虫はこいつで

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ちょうどいま 穴をあけ始めたところです

 

その下の房は

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全部 こいつに食べられました

 

穴を開けて ちょっと食べては

つぎつぎに移動していくのです

 

6個も食べたら そろそろ蛹になってほしいですけど

ちっともなりそうにありません

 

 

で、

 

はらぺこあおむし

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よく似ているのが

 

アオバセセリの幼虫です

 

 

これは 兄の遺品を整理していた時に

出てきた標本箱で

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真ん中の一番上の箱の

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右側の列の下から4番目が

アオバセセリです

 

 

今から50数年前

高尾山の南側で

 

そう、あの浅川地下壕の丘陵の上で

 

兄と一緒にアワブキの木を探して 幼虫を捕まえ

家で羽化させたものです

 

このアオバセセリの幼虫が

とっても はらぺこあおむしに似ているのですが

画像を張り付けるとは著作権侵害になってしまうので

 

みなさんで検索してみてください

 

 

いちおう、絵で描くと

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こんなかんじです

 

おしりも赤いんですよー