『はらぺこあおむし』という 有名な絵本があります
はらぺこな あおむしくんが
いろいろおいしいものを順番に食べていき
食べたところに穴が空いている
という仕掛け絵本で
月曜日 リンゴを一つ食べました
火曜日 なしを二つ食べました・・
と、だんだん数が増えていきます
むかしは
小さな穴があいている
りんごやナシを見るたびに
ちゃんと全部食べんかい!
と、つっこんでいたのですが
畑を始めてみると
全部食べないほうが 自然なんですね
たとえばこれ。
水曜日 ミニトマトを3個食べました・・ と書いても
全然違和感がありません
トマトを食べている幼虫はこいつで
ちょうどいま 穴をあけ始めたところです
その下の房は
全部 こいつに食べられました
穴を開けて ちょっと食べては
つぎつぎに移動していくのです
6個も食べたら そろそろ蛹になってほしいですけど
ちっともなりそうにありません
で、
よく似ているのが
アオバセセリの幼虫です
これは 兄の遺品を整理していた時に
出てきた標本箱で
真ん中の一番上の箱の
右側の列の下から4番目が
アオバセセリです
今から50数年前
高尾山の南側で
そう、あの浅川地下壕の丘陵の上で
兄と一緒にアワブキの木を探して 幼虫を捕まえ
家で羽化させたものです
このアオバセセリの幼虫が
とっても はらぺこあおむしに似ているのですが
画像を張り付けるとは著作権侵害になってしまうので
みなさんで検索してみてください
いちおう、絵で描くと
こんなかんじです
おしりも赤いんですよー