暦の上ではもう2月中旬ですが
カフェの畑は 今日まで農閑期ということにして、
ほとんど収穫だけの毎日で すませていました
でも、もう3月は目と鼻の先
そろそろ 今年の計画をたてて
そのための手配を始めないといけません・・
でないと、5-6月には 野菜がほとんどなくなって
カフェはお休み なんてことになってしまいます
そこで、まずは 手持ちの種を確かめました
使えるものと、使えないものを分けながら
これはいつ、どこで育てようかと考え、
足りないものを 特定していくのです
カリノケールは あと2粒しかありませんでした
ニンジンも
バイオレット以外は 全部買い足さないといけません
そこで
まずは 進藤総合園芸に行きました
欲しい種はひとつも売っていませんでしたが
カタログも 欲しかったのです
ただ、ここに載っている種は ほとんどF1種です
今年は少し、日本の在来種、固定種の野菜も育ててみたいな・・
ということで、
飯能市の野口種苗研究所に行ってみることにしました
カーナビをセットして
岩蔵街道を突き当りまで行き、右折して
成木川を越えて、山を越えて 入間川も越えて
名栗川沿いに奥へ進むと
「目的地周辺です、運転お疲れさまでした」
のアナウンスがありました
でも、お店がありません。
少し上っていった先のコメリでUターンして 来た道を戻りました。
目を皿のようにしてのろのろと運転したのですけど
やっぱり それらしき建物がありません・・
下っていった先で車を停めて、歩いて戻ってみたら
ありました!
道沿いは道沿いなのですけど 道より低かったんです
お店には、左側から降りて行くようになっていました
先入観で 道より高い所ばかり探していたので
見つけられなかったんですね
屋根の正面は 火の鳥です
お店の中には 固定種の種がたくさん置いてあって
お店の人は ネット通販の出荷作業?なのか とても忙しそうでした
トキタ種苗の「グストイタリア」シリーズもいろいろ置いてあったので
「カリノケール・ミスタは品切れなんですか?」
と聞いてみたら
「あれはF1種なので 置いていないんです」ですって
さすが「固定種の野口種苗研究所」ですね
で、目移りしながら 買った種です
小松菜は5-6種類 置いてあったのですが
「本物の小松菜は自分で育てないと食べられません」
という文句に惹かれて この品種を買ってしまいました
ニンジンは 「雄性不稔利用のどんな一代雑種より味が良い」
が、殺し文句。
ナスは、「千両2号より皮も肉質も柔らかくおいしい」そうです
他には 奈良のまくわうりと(これがいちばん美味なんですって)
ズッキーニとほうれん草をひとつずつ 買ってみました
このほうれん草は 秋に種をまいて 葉っぱを食べずに冬を越すと、
翌年4-5月に苺のような実がなるそうです
ズッキーニの方は
富士見市の方が8年かけて選抜したものだとか・・
どの種の袋にも
種の「採種法」が載っているのがすごいです
他にも、相模半白きゅうりやヘビ瓜など、買いたくなる種がたくさん
あったのですけど、いろいろ買うと
自分の首を絞めてしまうので
まずは 今年の作付け計画表を作ってからですね
*********
野口種苗研究所は 袋もしゃれていました
裏です