タネが危ない その一

今朝は 寒かったですね

 

朝起きたら 湯沸かしのお湯が出ません。

外の水道もしっかり凍ってしまっていて 蛇口の水栓が回りませんでした

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畑の作物は気にしたのに 家の方まで気が回りませんでした

 

11時過ぎには溶けて 水が出るようになったので

タオルをまいておきましたけど

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今朝みたいな寒さは たぶん もうなさそうです

 

バケツにも この冬初めて

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1センチ近い氷が 張っていました

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これも、今日限りでしょうか

 

温暖化が進むと

 

そのうち、「昔はこのへんでも バケツに氷が張ったんだよー」

と言うようになってしまうのかもしれませんね

 

 

さて、今日の話は 野口勲さんの『タネが危ない』という本についてです

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日本経済新聞出版社 2011

 

野口勲さんという方は 飯能の自由の森学園の近くで

F1ではない固定種中心の種苗店を経営されています。

 

だいぶ前に 「サクラを見る会」の招待状が届き

その招待状の「60-」という番号が 首相枠ではないかと

話題にもなりました

 

1944年に青梅に生まれ、19歳で大学を中退して

1965年 虫プロに入り 『COM』の編集にも加わった後

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火の鳥』の初代担当編集者になったという方で 

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虫プロの倒産後 30歳で家業の種苗店を継ぐのですが

 

タネの世界は 手塚治虫とつながっていると

お店に 鉄腕アトム火の鳥の看板を掲げ

 

手塚治虫が訴え続けた 生命の尊厳と地球環境の持続

をめざした タネ屋でありたいと 奮闘されている方なのです

 

で、

 

この『タネが危ない』という本を読むまで

タネの「F1」という意味を あまり深く考えていませんでした

 

「F1 」は一代限りで 種を取ってまいても同じ物はできない

くらいの知識だったのです。

 

ところが この本を読んだら

F1 」は 戦後の軍需産業と結びつき、

いまの遺伝子組み換え食品へとつながって

TPP やアメリカとの二国間協定、種苗法の改正などとも

全部つながっていたんです

 

もう12時なので

その話は 「その二」で。