生産緑地法

これは畑を南側から見たところです

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左下の黄色い杭から北側を全部売ってしまうのだとか・・

 

今日は 手前のラズベリーや山芋の支柱と、

四角豆の跡地から片付けることにしました

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引っこ抜いて、片付けて・・

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なくなってしまいました

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あとはラズベリーを引っこ抜くだけ。

 

ハウスの中も少しずつ片付け始めました

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ブログを見た方2人が、近所の畑を聞いてみてくれました!

でも、生産緑地を他人に貸すと 農業委員会から

おこられてしまうということで断られたそうです。

 

進藤総合園芸に行って、そのへんを聞いてみたら

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いま、高齢化で畑の維持が難しくなっているところが

たくさんあるそうです。

ちゃんとした人なら ただでもいいから畑をやってほしい

と思っている人は それなりにいるみたいなのですが

ネックは 生産緑地法なのだとか。

 

生産緑地法は昭和49年(1974年)に作られた法律で、

その後 平成4年(1992年)に地球環境や災害などの観点から

農地を保全し共存していくことも大事と改正されるのですが 

その時の条件が30年間 農地を維持することでした。

本人が耕作していないと、

相続税の納税猶予などの特例が受けられないなど

さまざまな付帯条件もあります。

 

その30年の期限がやってくるのが2022年。

高齢化して 次の30年を更新するのはためらってしまう農家が

一斉に売り出して、不動産価格が暴落するかもという2022年問題です。

その危惧から、

政府は2017年に生産緑地法を改正して

30年ではなく、10年でいいよという

特定生産緑地指定制度を作りました。

でも10年です。

いま 高齢の農家の方たちは来年どうするか

みんな悩んでいるらしく

武蔵村山でも、あちこちで土地が出てくるんじゃないかな

というのが進藤総合園芸の見立てでした。

 

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進藤総合園芸の向かいにスーパーマーケットがあります

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しばらくぶりに入ってみたら、入り口の横にあった

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クリーニング屋さんがなくなっていました。

クリーニング業界もコロナで大打撃といわれているので

たぶん そのせいなんでしょうね。

 

あると思っていたものが なくなっていく年です。

これ以上 なくならないといいなあ