日本再生のためのプランB

朝、血圧を測ろうとしたら

何度やっても途中で止まってしまいました。

もう電池の残量がないみたいです。

買い置きのものを探しましたが ストックがありません。

ちぇっ とあきらめたら、連れ合いが

「回してみた?」と聞いて来ました。

なんでも、残量がなくなった電池をぐるぐる回すと

復活するんだそうです。

 

ぐるぐる回してみたら・・

ちゃんと復活しました。

 

ただ、いつダメになるかは わかりません

 

午後に 近くのサンドラッグに乾電池を買いに行ったら

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今月末にリニューアルするらしく

商品の棚に 空きが目立ちます。

アイスクリームや冷凍食品の場所はからっぽで

冷蔵のものも 納豆が2個残っているだけです。

あちこち割引シールも貼られていました。

 

やっぱり、300m南にできる

このドラッグストアーへの対策でしょうか

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ここは、佐川急便の集積所があったところで

去年、佐川急便が 隣のもう少し広い場所に移動したのです。

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その跡地に何ができるんだろうと思っていたら

コスモスという、九州発祥のディスカウントショップでした。

建物は2階建てで 規模も大きそうなので

どんなお店なのか楽しみではありますけど、

この道路沿いには

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新青梅街道までの2キロの範囲に

ほかにも、セイムズ(昔のバイゴー)が2軒あるんです。

ダイエーの中のウェルシアも加えると4軒、

ディスカウント店では ジェーソンもあるので、

春からはこの道沿いに戦国時代が始まりそう・・

 

さて、今日読んだ本は

『日本再生のための「プランB」』です。

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兪炳匡著 集英社新書2021.3

 

「とてもわかりやすいよー」という連れ合いの言葉を信じて

読んでみましたが ほとんどわかりませんでした。

 

わかったのは、1979年には「ジャパンアズナンバーワン」

ともてはやされていた日本が

その後 凋落の一途をたどり、

今では 賃金水準や 教育や研究の水準も

先進国の底辺近くまで落ち込んでいること。

それを回復させようとして打つ手がみな 的外れで

このままだと、日本の再生はほぼ不可能だということ。

いま、日本で行われている政策「プランA」は、

東京に一極集中させるだけで

本来 宝であるはずの地方の衰退を加速させてしまうこと

その構造を今の世界に当てはめると

アメリカなどに人材や富の集中が起こって

日本は 地球の一地方になって衰退が加速していくだけ・・

なんだそうです。

 

わからないなりに 共感するところはいっぱいあって

日本再生のカギの一つは農業 と言われると

そうだそうだと思います。

いま農業は きちんと条件整備をしてあげれば

少ない投資で雇用を生み出せる有望な分野なんですって。

日本をダメにしたのは 専門性をきちんと評価しない社会だ

というのも、本当にそうですね。

何年かで部署を変え、専門家が育たないようにする官僚制度があって、

そのグローバルな官僚たちが

専門家を無視して日本の政策を決めていった弊害が

このコロナ下で はっきり目に見える形で出てきてしまった

とまで 書いてありました。

 

あと、日本でプランA が成功しない理由は

日本の国家主権(自己決定権)の低さにもあるみたいです。

日米半導体協定で、日本の半導体産業を衰退させる政策をとったように

日本の産業は アメリカの胸三寸なんですって。

 

オミクロン株が米軍基地から漏れ出したこともあるし

そろそろきちんと日米地位協定を 見直さないかなあ・・