突然ですが 今日
山梨にある 石橋湛山記念館に行ってきました
石橋湛山という人は
今の自由民主党の草分けの時期に
政治家として 総理大臣まで昇りつめ
党内融和のため岸信介を副総理にしながら
日本の将来を見据えて いろいろなことをしようとした人です
けれども、一度も国会で演説をすることなく
肺炎で倒れ わずか2か月で
政権を委譲してしまいました
もし、この時 湛山が元気だったら
日本の現在は大きく変わっていたはずです
なんといっても、 戦時中から
朝鮮、中国への出兵に反対し
戦後は 民主主義を第一に考えて
中国などとの国交回復や 靖国神社の廃止を
記念館館長の浅川さんに お話を伺ったのですが
山梨県立第一中学校の教員だった時には
卒業生だった湛山のことは ほとんど意識しておらず
たまたま 早稲田大学(=湛山の母校)で
聞いた講演から 湛山にはまってしまったそうです
で、その後 湛山に関する資料を集め
退職金をつぎこんで記念館を作ることにしたとか・・
基金のカンパを募っていたら
ある日 お話を聞きたいと来られた方から
後日 1000万円の寄付もいただいたそうです
いまも 運営費をひねりだすのは
とても大変みたいですけど
とにかく 継続していくこと
そして 知り合った方と きちんとつきあっていくことが
とても大事だと おっしゃっていました
これって
カフェの運営に関しても そうだなーと思ったのですけど
それ以上に
私たちの生き方全般に通じる 基本的なことですね
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