僕の祖父は 盲・聾学校の先生でした
先日、兄の連れ合いが
目の不自由な Sさんというお友達と話していたら
祖父が 山梨の盲学校にいたときの
教え子だったことが 偶然わかりました
今日は、そのSさんが 八王子から
カフェに来てくださいました
盲導犬のアーちゃんと一緒です
正式には アイメイト第1133号の「アーサ」で
10歳と4カ月の 女の子です
最初は テーブルの下で きちんとおとなしくしていましたが
今は「お仕事中」じゃないので と フリーにしてもらうと
みんなから かわいがられ
リンゴやブロッコリーをもらって
すっかりくつろいでいました。
Sさんのはなしによると
学校での祖父は 生徒の話をよく聞いてくれる
やさしい人だったそうです
祖父の後に来た人は とっても役人役人していたので
先生によって 全然違うんだなー
という感想を持ったと いうことでした
僕にとって祖父は なんか近寄りがたい感じのまま
終わってしまったので
そういう話を聞けただけでも うれしかったです
アーちゃんはケーキも ちょっぴり 味見させてもらうと
しばらく もっとほしいサインを出していましたが
すぐに理性を取り戻し
じっと 自分を抑えていました
盲導犬になる犬って けなげですね
Sさんが食べ終わって カフェから出ると
アーちゃんは 「 お仕事」に戻りました
背中に「お仕事中」というハーネスをつけ
カフェの入口の段差も ちゃんとSさんを誘導して
バス停に向かって歩いていきました
アーちゃんって
というか 盲導犬って
本当にすごいですね