先日テレビで 北海道の「伝説のジャガイモ農家」の紹介をしていました。
見渡す限りの畑に、さまざまなジャガイモが育っていて
それぞれに最適な育て方と、収穫後の最適な保存をしているという
ナレーションと映像が流れていました。
ジャガイモは何年か空けた輪作をしないといけないので、
実際の畑はもっとずっと広いんでしょうね
大豆やトウモロコシ、小麦などと輪作しているとすると
実際は、この4倍の畑なんだなあ・・
すごいなー さすが北海道・・
なんて思いながら番組を見ていたら、
ジャガイモって、植え付けの時からそれぞれ違っていました。
シャドークイーンやノーザンルビーなど、芋が細長いものは38センチ間隔
男爵やアンデスなど 丸っこいものは33センチ間隔
インカのめざめみたいに 芋が小さいものはもっと狭く植え付けているのです
たしかに、芋それぞれに個性が違うのですから
育て方も それぞれ違うのは当然ですよね
でも、普通の野菜の作り方の本には
ジャガイモは25㎝間隔でと書いてあり、
よくても30㎝間隔で一律に植え付けるものばかりです
品種による差なんて どこにも書いてありません
いまの うちのジャガイモの状況は
育て方の本にちゃんと従って、30センチ間隔を基本とし
一列に植える種芋の数によって間隔が伸び縮みしています
一番手前はシャドークイーンですが、間隔は他と全然変えていません。
狭い所は30㎝ないかも・・
ゴメン 今から間隔は広げられないので せめて芽かきをしてあげよう・・
じゃがいもは しっかり育っている芽を2-3本だけ残して
残りを全部取ってしまうと 大きい芋の割合が増えるのです
育て方の本にも たいてい芽かきをすると書いてあります。
でも、実際に芽かきをしようとしたら
どの3本を残すのか悩んでしまいました。
これなんか 土の中では一本になっていたりするので
どこまでが 3本なのかがよくわかりません
悩んでいたら ニジュウヤホシテントウがいるのに気がついて
とりあえず、全体を見回って
10数匹 捕まえました。ニジュウヤホシテントウは
生物学的にはジャガイモがおいしい! と思う同志なのですけど
人間って 利己的な生き物なのです。
つまり独占欲があるんですね。
2列目の途中まで これだけ間引いているとき
急に 雨がいっぱい降ってきました
そういえば、午後から雨って 天気予報が言っていましたっけ。
なので、じゃがいもの芽かきはまた今度です
今日の収穫です