スナップエンドウを植え付けたら

もう12月です

いつ 霜が降りてもおかしくありません

これから エンドウを植え付けたら、しっかりと根を張る時間は

どれだけ残されているのでしょう?

 

とにかく手元にスナップエンドウの苗があります

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11月6日にまいたものです

成長には、すごい差があります 1年生から6年生までいるかんじ・・

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108粒まいて、出てこなかったのは12か所ですから、発芽率は88.9%

5.6年生は30本くらい、4年生まで数えると60本ちょっとです・・

ということで

あの、不思議だった「発芽率80%以上、育つ苗は70本」の意味が ようやくわかりました。

 

大きさには差がありますが とにかく もう植え付けてしまわないとなりません

根が張る前に 強い霜が降りれば どんなに育っていても全滅してしまいます。

 

植え付ける予定の畝はこちらです

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右側の べたがけをしている畝には 

11月6日にまいた種が いっこうに出てこないので、

全然出てこなかったら どうしよう・・と 不安になってしまい

11月13日に種をまいています。

 

べたがけを はずすと・・

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48粒のうち、29粒が発芽していました。

まだ1年生か、2年生のかんじです

 

じゃあ、こちらの畝は 6年生から植え付けていこうか・・

 

穴を掘って

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5・6年生を選んで

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水をあげて

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ちょっとでも 陽だまりができるように

北側(この場合は左側)を高めにして埋め戻しました

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みんな植え終わると もう一度水をやって

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トンネルしましたが・・

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使わなかった 残りの苗について考えてしまいました・・

 

出来のいい子を優先するって、なんかあの「優先思想」と変わらないですよね・・

 

それに

畑を 学校に例えると みんな横並びで 均等・均質の育て方なんですね

 

もっと畑が広ければ 残りの苗たちも救われるのでしょうけど

それでも、 3年生の畝とか1年生の畝というように

きっと 育てやすいようにわけてしまうと思います・・

 

地上に出てくる時期に差があって

育ち方も様々な 豆たちの個性を大事にするには、

ものすごく寛容な心と ものすごい労力、受け入れられる畑の容量も必要です

絶対無理です

 

なんか 急に 

たかどのほうこさんの『みどりいろのたね』を思い出してしまいました

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福音館書店 1988

 

この子たちも来年 一株くらい キャンディー味になってくれないかなあ