自宅療養2日目

立川保健所から直接の電話が入りました。

最初の話では、食料も届けてくれそうな勢いで、

やったー 何が配送されてくるのかなあ ワクワク

と期待したのですけど

同居人について聞かれた後、

じゃあ、食料は同居の方に買ってきてもらってください

と、すげなく断られてしまいました。

 

濃厚接触者であっても無症状なら 不要不急の外出以外は

外に出て良いんですって。

日常の買い物は普通にOKで、マスク手洗いはちゃんとしてくださいね

と言われました。

 

保健所からの連絡は この電話限りだそうです

あとは毎日 体調報告を保健所にメールで送ってくださいということでした。

10日経ったあと、もう治ったかどうかは 自己判断でいいそうです。

 

濃厚接触といえば、このネコたちも濃厚接触者です

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夜は一緒に寝ているし、いつもなでなで スキンシップをしているので

コロナがうつっても 全然不思議はありません

 

保健所の人は、濃厚接触者とは生活空間をわけてください

と言っていましたが、ネコたちには難しそう・・

 

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今日は 澤田瞳子さんの『若冲』を読みました。

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文藝春秋 2015

生涯独身だった若冲が お三輪という娘と結婚していたり、

お三輪の弟に 実在する市川君圭をあてはめていたりして、 

お志乃という架空の妹を登場させたりしながら、

ここに書かれていることがみんな 実際にあったことのように

描き切ってしまう 澤田瞳子さんの筆力と想像力に圧倒されます。

 

江戸時代のオタクともいえる奇想の画家、伊藤若冲は「動植綵絵」など、

動植物への確かな眼に基づくこだわりの作品を たくさん描いていて、

その中でも 「群鶏図」など、若冲と言えば鶏 というほど

印象に残る鶏の絵が多いです。

(この本の表紙は「紫陽花双鶏図」)

 

ちなみに江戸時代 ニワトリは天照大御神の使いとされて

原則 食べられなかったそうです。

でも、幕末の風俗誌「守貞漫稿(もりさだまんこう)」によると、

江戸の末期には上方ではかしわ、江戸では軍鶏が食べられるようになっており

東京しゃも生産組合のホームページには

しゃもは江戸を象徴する味だと書かれていました。

 

あきる野市の「秋川ファーマーズセンター」で

東京しゃもを小売りしているみたいなので

自宅隔離から解放されたら

江戸の味を 買いに行ってみようかな・・