レドモンドの図書館

住宅街の西のはずれに川があります

先日はここを右に曲がって

ブラックベリーだらけの道を散歩しました

一昨日、ここを左に曲がって図書館に行くことにしたら

こちらは いたるところクランベリーだらけです

川の途中に看板があったので 読んでみたら

この川は昔二つの湖の間を曲がりくねって流れ、

とてもたくさんの生物のゆりかごになっていたそうです

それを1960年代に 軍隊がまっすぐにして土手もなくしてしまったのだとか。

たびたびの氾濫に 農家が困っていたのが理由らしいです。

でも、そのおかげで 食べ物がなくなり動物が消え

熱を遮る植生もなくなったため、水温が高くなって

多くの水生生物も消えてしまったんですって。

 

そこで この川の再生プロジェクトにみんなで取り組み

まずは氾濫に配慮しながら、土手を復活させ

動物たちが好む木をいろいろ植えていったそうです

ブラックベリークランベリーが密集しているのはそのせいなんですね

 

いま 川にはカモなどがいっぱいいて

手を出すと寄ってきます

まだ川が豊かでないのか 食い意地が張っているだけなのか

よくわかりません。

 

10分ほど歩いたところで モグラ塚がいっぱいある原っぱ?に着き

その左側にシティーホールがありました

駐車場を横目に

東側にある図書館に行ってみると

入り口を入った左側の集会室では

裁判所のイベントがあるらしく

入る人は全員ボディーチェックを受けていました。

 

図書館は、立川市の中央図書館をフラットにして

効率よく並べ、だいぶスリムにしたかんじでしょうか

やはり1フロアーって偉大ですね

 

海外の絵本コーナーには 日本語の本が100冊くらいありました。

一番多いのはスペイン語の本で、次が中国語、ロシア語です

住んでいる住民の割合でしょうか

10数か国語の絵本の中で日本は7番目くらい。

でも、雑誌の場所には「こどものとも」が置いてありました

この図書館はガラス張りの場所と

レンガ造りの場所が交互にあって

(この右側にももうひとつレンガ造りの建物が続いています)

その境目には 石像が3か所 立っていました

たぶんそれぞれに謂われがあるのでしょうけど、それはまた次回

 

帰り道 あのカモたちは

道まで出て 人を追いかけてきました。

やっぱりおなかが空いているのかもしれませんね