ボーイング航空博物館

 

今日は朝から雨です

そこで、シアトルの南にあるボーイングの航空博物館に

行ってみることにしました。

シアトルはボーイングの発祥の地で、

今でも大きな工場があって、そのそばに博物館が併設されているのです

 

片側5車線という広い道を 南に向かって進んでいたら

反対側が渋滞していて、一番左の車線だけスイスイ流れていました。

不思議に思って聞いてみたら、

シアトルでは、一番左の車線は

バスと、二人以上乗っている車だけの優先道路なんだそうです

いままで、娘たちが混んでいるとすぐ

左の車線に入って追い越していた謎が解けました

5人乗っているので、大手を振って通れるんですね

 

ボーイングの航空博物館に着いて

ロビーに入り 入館料を払ってから

いろいろな飛行機を見学です

これは 初期の郵便を運ぶ飛行機で

当時はナビどころか 計器類自体がほとんどなかったため、

地上の牧場や川、建物などを目安にしながら

助手が身を乗り出して

まっすぐ とか ちょっと右とか指図したそうです

で、目印を見失って どう飛んだらいいかわからなくなり

郵便物が届かないということも よくあったんだとか。

 

ライト兄弟リンドバーグの飛行機の模型もありました

今話題の無人機も 小さなものから巨大なものまで展示されています

会場の一角にはベトナム戦争についてのパネルがいっぱいありましたが

なにが書かれているかは 見ていません

なんといっても 孫娘がキッズスペースで待っているのです

ボーイングの歴史の部屋をざっと見て

この2階もざっと見て

ウォルト ディズニーの戦争プロパガンダ特集もざっと見て 

一度昼食休憩をしてから

第一次大戦と第二次大戦を特集するウィングの1階と2階です

ここには、飛行機が戦争に活用され始めたときからの

戦闘機の歴史が詰まっていて、

この機の性能はこうで、対抗した戦闘機はこうで

お互いの技術革新によって どう力関係が変化したかといった

情報がいっぱい書かれているみたいです。

日本の中島飛行機が作った隼もありました

零戦の一年前の型で、性能はこう、ゼロ戦との違いはこう

といった説明がありました。

 

大急ぎで回ったのに もう4時です。

 

娘たちと合流したら、○○ブリッジのむこうには行った?

と聞かれました。

なんでも 歴代の旅客機やコンコルド

大統領専用機のエアフォースワン、B29爆撃機など

大型のものが 屋外展示場にずらっと並んでいて、

エアフォースワンなどは中も見学できたんですって。

レストルームの横にはNASAアポロ計画のコーナーもあったみたいです

 

とても、ちょっと行ってみるレベルで制覇できる

博物館ではありませんでした。